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TPP交渉の経過と二次創作について思ったこと

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉で、著作権侵害を非親告罪とする方向で調整している(ただし各国に適用範囲の判断余地あり)とのニュースで、眠いながらもそもそ考えたことを書いておきたくなったので、なんとなく。(これ書いたら寝ます)

私は小学生の頃にSDガンダムのオリジナル漫画をノートに描いたり、中学生の頃はファイナルファンタジーの二次創作小説を書いたり、高校ではサムライスピリッツの二次創作同人誌書いちゃったりと、割と早めに二次創作の魅力にとりつかれ、いろいろやってきた方だと思います。
自分で書(描)くのも、人の作品を読むのも好きです。
もちろん二次だけじゃなくて、自分の作品で作家になろうとしている身でもありますので、オリジナル作品もいろいろ書いてますが。


二次創作って本来は、「好きだから」「なにか思うところがあるから」やりたくなると思うんですよね。

例えば、ある漫画やゲームやアニメについて、AさんとBさんが「xxの主人公、かっこいいよねー」とか「yyのラスボス、なんであんな悪いことしたんだろう」とか会話するのはごく自然かと思います。
これがちょこっと進むと、「俺がxxだったら、こういう行動する(させる)のに!」とか、「私はこういうラストにするなあ…」って感じの会話になってきますね。
んで、更にいくと、そういうお話を文章にしてみたり、絵にしてみたり、漫画にしてみたりする。
そして気がついたらそれを冊子にしてみたりして、交換する。私が小学生の頃、ノートにガンダムのオリジナル漫画を書き殴って、それを友人が読んで「続き早く書け」っていってくれてたのも、そういうものでしょう。
AさんとBさんが、3000円払って居酒屋であるアニメの妄想話に耽るのも、3000円分お金をかけて同人誌作って読み合うのも、根っこは同じだろうなって思うんです。

だから、二次創作活動ってそういう根っこから始まって楽しむためにやってるもの……だと言い切りたいんですが。
まあ実際は、そこまで好きでもないのに儲けるためにやってたり、いろいろな思惑でやってる人がいるのも事実でしょう。

また、作品をゼロから考えた原作者の権利――著作権があって、これは財産的な権利でもあります。原作から発生・派生する著作物の利益は著作者に還元されねばならないと思います。
ただこれは、どこからどこまでという明確な線引きはなかなか難しいですよね。
ワンピースを読んで、その話題で盛り上がりたくて居酒屋で10000円払って過ごした2人がいたとして、その居酒屋が得た利益は、尾田先生のワンピースに起因するから還元せねばならない? そんなことは通常ないでしょう。
では、上記のように、AさんとBさんが特定の作品が好きで、どこかでお金を払って時間を過ごすのと、同人誌やグッズを作っちゃうのが同じかというと、実際に本や実体のある著作物にしちゃうってところが違って、それが今は、「親告罪」として原作者本人が訴えることは可能な対象になっている。
でも、「好きで楽しんでる行為」って意味では、私が上に書いたように、根っこは同じような気がするんですね。営利目的じゃなければ。

それに、親告罪だからと訴えてまわるにも、訴えるのに人的・物的コストがかかります。ただ勝訴すること以外のいろいろなメリット・デメリットも考慮すると、費用対効果で望ましい事態になるかはわからない。
それどころか、二次創作によって原作の認知度が高まり、興味を持つ人が増える。それによるメリットが大きい。そういういろいろがあって、今の二次創作が黙認されている。もちろん、単純に自作が二次創作されて嬉しい、という作家さんも少なからずいるんじゃないかと思います。自分が書いた主人公やヒロインがメチャクチャにされたら嫌、という面もありますでしょうが。

じゃあ二次創作は今のところやり放題!という考えを私が持ってるかというとそれも違って、なんというか、原作・原作者への好意と思いやりを持ってやるべきだ、というのが私の考えですね。(もちろん、原作者から訴えられたらクロだと理解しています)
上記のように、二次創作をやって一緒に誰かと楽しんだり、原作の魅力をたくさんの人に伝えたりすると、きっと原作側にもプラスになると思うんです。
その行為で、もし思いやりを欠いたらどうなるか。
例えば、新しくリリースされたゲームが面白いからと、そのゲーム画像や実況動画、内容のコアになる部分をバンバン公開したら……それで魅力は伝わるかも知れませんが、そのゲームの核心に興味を持って、ゲームを買ってプレイしようと思ってた人が、買わなくなっちゃうかも知れません。あるいは、せっかく買ってこれから楽しみにプレイしようとしてた人の楽しみを奪ってしまうかも知れません。
漫画でも、アニメでも同様でしょう。内容を誹謗・中傷したりして、原作へ手を伸ばす人を減らすような行為は、原作者は単純に嬉しくないですよね。
でももちろん、言論の自由はあるのですが。「xxはyyがダメだからつまらない!」というのは言論の自由で守られて、その作品をリスペクトする二次創作が犯罪として取り締まられるのは、どうなのでしょう。あるいは、その作品を徹底的に批判する二次創作物は?何がいいのか悪いのか、頭がぐるぐるしてしまいますが。

あるいは、とある作品のキャラクターのグッズを同人でガンガン作ったらどうなるか。Xというキャラクターのキーホルダーを欲しいな~と思ってた人は、同人でカッコイイのがあったら、それを買って満足しちゃうかも知れません。公式グッズを買ってあげたら版権料という形で原作者やイラストレーターさんに還元されるかも知れないのに、そのブレーキになっちゃうかも知れない。

どれもこれもグレーで線引きの難しい話ばかりです。すごくとりとめのないことを書いてる自覚はあるのでご容赦ください。笑

とにもかくにも、二次創作をやってみる方々は、少しでもこういうことを意識して、思いやりを持って楽しんでいるでしょうか、と。
ある作品に触れてすごく楽しくて、その想いを誰かと共有したいと思った時に。思いやりをもってネタバレをしないようにしながら面白さを伝える言い方をしてみたり。こういう二次創作作品を創るのは、いいかな、悪いかなと考えてみたり。エトセトラエトセトラ。
みなさんがちょっとずつ意識するようになるだけで、コンテンツ界隈の楽しみの総量がぐーっと増大すると思うんですよね。


非親告罪になったとしても、訴えるのにはコストがかかりますし、コミケ滅亡・言論統制、みたいな状況に簡単にはならないと思います。
でも、お金と時間が余ってる人や、気にくわないという感情がかかるコストをうわまわる人、あるいは実際に何らかの被害を受ける人が、著作権侵害を訴えるケースが出てくるかも知れません。少なくとも、今よりは起きやすくなります。
そうなる可能性を念頭に置きつつ。思いやりをもって一次創作、二次創作をこれからも楽しめる世界になればいいな、と思う今日この頃でした。

なんか他にも思ったことがいっぱいある気がするのですが、乱文をこれ以上続けるのもと思い、この辺で。
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2015-02-12 : 日常 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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